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温楽空間 こころとからだを温める隠れ家サロンをオープンする予定です


by naonaogon
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中国旅行7~太原へ

旅行もそろそろ終盤。今日はいよいよ太原へ行く日。中国の国内線はこわいので乗るのがとてもこわいのだけど、わざと、今日は飛行機乗るよ~、(楽しみだね~)みたいに子どもに話しかけてみる。子どもたちは、やった~♪ヒコウキ、ヒコウキ!とおおはしゃぎだ。朝食は今日はホテルではなく、外でとることにする。ホテルから北京駅へ向かう途中にある食堂へ入ってみる。豆乳やワンタン、包子などを注文して食べる。うん、なかなかおいしい。ホテルの食事もそれなりにおいしいけど、街中で食べるのもサイコーだ。戻ってから荷物整理。また同じところに戻ってくるので一部の荷物は預けることにする。

空港へ向かうときのタクシーの運転手はとても親切だった。中国ではめずらしくスピードを落として安全運転をしてくれた。子どもが乗っていたからそうしてくれたようだ。早めに出発した甲斐あって余裕で到着。べつに特段用事もないのでさっさとゲートへ向かう。子どもたちは大きな柱につかまったりして遊んでいる。そろそろトイレへ行こうと思い、長女を連れてトイレへ行く。手を洗っていると、日本人ですか?と日本人女性から声をかけられる。聞くとその人も太原へ行くという。北京に仕事で来ていて太原へ帰るという。えー?帰る?驚いたことにその人は太原に家を買ったという。ダンナさんは台湾人。スゴイなぁ、太原に家をもっていてそこにずっと住んでいるなんて。びっくりした。太原には悪いが、わたしは太原にはずっと長年住み続けたいと思わないので、ほんとうに驚いたのだ。もちろん、住めば都で太原もそれなりにいいところではあるとは思うけど。そんなことを話しながら、そろそろ飛行機の出発時間かと思って戻ってみるとまだ出発する気配がない。どうやら遅れているらしい。中国の国内線はなかなか遅れることが多い。わたしは(とくに国内線の)飛行機に乗るのがコワイのに遅れるなんて、イヤな予感。

40分くらいは遅れただろうか。無事に出発!機内でもらったクッキーは人参クッキーだった。1人1袋ももらえたので、こどもたちがバクバクとたくさん食べた。甘さ控えめで人参の風味がほんのりするなかなかおいしいクッキーだった。

太原に着くともう真っ暗だった。飛行機も着陸はちょっと荒かったけど、無事到着して一安心。出口を出てタクシーに乗る。山西大酒店まで、といって乗り込むと、70元(80元だったか?)だという。えーっ?メーターじゃないの?しまった、太原でメーターじゃないタクシーに出会ってしまうなんて。ちょっとそれはいくらなんでも高いんじゃないのか、というと、飛行場の駐車料金は30元か40元くらいかかるし、どのタクシーにのっても同じくらいだよ、とかなんとかいわれる。そんなことはないだろう、とは思いながらも、タクシーを降りるわけもいかないので、仕方なくそのいい値で承諾した。山西大学に先生を訪ねてきたの、と会話の流れで運転手に話すと、また、なんで山西大酒店なんて遠いホテルにしたんだ、もっと近くてよいところあるのに、といった。そんなこといったって、ホテルの手配は旅行社でお願いしたのだし、山西大酒店はわたしが留学していた当時は太原ではいちばんいいホテルだったんだし、自分でも太原のホテルはどこがいいかなんて調べる時間もなかったし。。。と心で思いながら、「旅行社でお願いしたらそこになった」と話した。

運転手のお兄ちゃんはみかけよりずっと若かったようで、わたしが留学していた15年前は中学生だ、といっていた。まぁ、夜だったから、はっきりと運転手の顔は見えなかったけど、太原なんかのわりと田舎の人は実際の年齢よりも少し上に見えることが多いと思う。苦労しているからかなーとか、自然環境が厳しいからかなーと思ったりする。要するに「垢抜けていない」という感じがするのかな。まぁ、そういう自分だって、ぜんぜん田舎臭いけど。

山西大酒店についてチェックイン。列車のチケットもすでに届いていて一安心。もう遅い時間だったが、夕食をまだとっていなかったので、ホテルのレストランへ行くことにした。メニューをみてもどんな料理かイメージできなかったし、辛い料理はこどもたちは食べられないのでいちいち「これは辛い?辛くない?」と聞いてみる。3品くらい頼んだ。山西でしか食べられないキノコの入った料理を頼んだのでちょっと楽しみに待つ。こどもたちも疲れていたので、はやくはやくぅ~といいながらもなんとかなだめて待たせる。料理は全般的においしかった。北京で食べた料理よりもおいしいものがあったので、なんだか意外(?こんなことをいうと太原に失礼だ)で嬉しかった。食べ終わるともうお店の閉店時間くらいになっていた。部屋にもどってお風呂に入ってぐっすり、、、寝るはずが、ちょっとした事件発生!茶筒に入った茶葉を二男がフタを豪快にあけてばらまいた。あ~あ、じゅうたんに散らばる茶葉。なんとか拾って片付ける。でもすべてをきれいに茶筒にもどすことはできず、ホテルに申し訳ないことをした。もう、いたずら二男め~!
by naonaogon | 2006-05-11 17:48 | 中国china