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温楽空間 こころとからだを温める隠れ家サロンをオープンする予定です


by naonaogon
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科学とは恐ろしい

なにげなく見ていたテレビ番組。
番組のタイトルは「サイエンステクノロジー」だったか。アメリカかヨーロッパかどこか西洋の国が作った番組だった。

最初から最後まで見てはいなかったけど、内容は恐ろしくてびっくり仰天することだった。
主に最先端のテクノロジーである遺伝子操作について紹介されていた。遺伝子を操作することによってどんなことでもできる、というのだ。寿命が2倍になったハエ、足などに目があるハエ、一度冷凍して蘇らせたネズミなどが紹介され、倫理的なことを考えなければ科学的には人間も可能になるらしい。また、冬眠するカエルやヘビなどの遺伝子を人間に組み込めば、人間も冬眠ができるようになる(→何十年も老化しないで冬眠できる)とか、深海に住む放射能に耐えうる何とかという生物の遺伝子を人間に組み込めば放射能の強い宇宙でも生きられたりガンという病気にならないとか、植物の遺伝子を組み込めば、人間でも光合成できるようになるとか。何百年後には他の惑星に住むことのできる新しい人間(この場合「人間」というのか?)を作ることができる(液体酸素を飲んでいるかもしれない、らしい)とか…。
すでにこういった研究は着々と進んでいるらしい。

え〜、ほんまかいな。
スペースシャトルなんかではこういう実験もされていたのかぁ?

考えるとほんまに恐ろしいと思った。遺伝子なんて操作してもよいのか?医療方面の遺伝子治療などは確かにすばらしいものなのかもしれないけれど、遺伝子を操作して新しい生命体を作ることはやりすぎじゃないか?それでどんな弊害が出るか、まったく未知じゃないのか?冬眠したり寿命をのばすこともできるらしいが、そんなにまでして長く生きたいのか?

人間とはほんとうに賢い生物なのだろうか?過った道に進んでないのだろうか?

わたしが死ぬまでには他の惑星で生きられる生物が創られることはないだろうが、それでもわたしたちの子孫がそのような生物はいるのが普通だ(生物は遺伝子操作でちょこちょこっと創れてしまうのだ)、というのが常識になるのだろうか…と考えるととても恐ろしいと思う。まぁ、地球にあとどのくらい生命が暮らしていけるか、それにもよるのだろうし、そんなことを考えることは途方もないことなのだけれど。
by naonaogon | 2005-01-26 13:29 | 社会